正延正俊

作家情報
- 国籍
- 日本
- 生年月日
- 1911/03/01
- 享年
- 1995
- 性別
- 男
- 概要
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1900年代に関西を中心に活動していた画家である。自画像や風景画家として油絵を描いていたが、のちに抽象画に転向し、具体美術協会のメンバーとして活動した。抽象画に転向してからの正延正俊の絵画は、風景や静物などを小さな点や線を重ねて表現した、独特な雰囲気を持つものが多い。具体美術というと、派手なパフォーマンス、大胆な作風などが前面に出ているが、正延正俊は、派手ではないが強烈な個性を持つ絵を多く描いた。また、これと決めた題材があると、それを徹底的に描き続けたことでも知られている。同じ景色や同じものを、技法を変えたりしながら何枚も描いた。具体美術協会のリーダーであった吉原治良のもとには、似たような構図で、似たような色彩の朝顔の絵が何枚も何枚も持ち込まれたというエピソードもある。具体美術の中では異質ともいえる正延正俊の絵は海外でも評価されており、国内外のアートオークションにたびたび登場している。
引用元:https://hikakaku.com/blog/%E6%AD%A3%E5%BB%B6%E6%AD%A3%E4%BF%8A-%E7%B5%B5%E7%94%BB%E3%81%AE%E8%B2%B7%E5%8F%96%E7%9B%B8%E5%A0%B4%E3%83%BB%E9%AA%A8%E8%91%A3%E4%BE%A1%E5%80%A4%E3%83%BB%E6%9F%BB%E5%AE%9A%E6%83%85%E5%A0%B1/…
[ 続きを表示 ] - 来歴
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1911(明治44)年高知県須崎市に生まれる。
1933(昭和8)年高知県師範学校専攻科を卒業し、1935(昭和10)年から約30年間、高知県、兵庫県などの小学校で図工教員として勤務する。
1934(昭和9)年高知県美術家連盟展覧会に出品したのを機に、作品を発表するようになる。
1948(昭和23)年頃、神戸市民美術協会で吉原治良と出会い、1954(昭和29)年吉原が主宰する具体美術協会(「具体」)の結成に参加する。
以後1972(昭和47)年の「具体」解散まで在籍した。茶系統の画面全体を無数の細かな円環状の線が覆う抽象絵画で知られる。「具体」解散後は、個展や芦屋市展などに出品を続けた。
2015(平成27)年、西宮市大谷記念美術館と高知県立美術館で回顧展が開催される。
引用元:https://art-u.gallery/artists/mmasanobu/…
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流通数
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