吉原治良
作家情報
- 国籍
- 日本
- 生年月日
- 1905/01/01
- 享年
- 1972
- 性別
- 男
- 概要
-
戦後の日本前衛美術の先駆者。洋画を独学した後、多岐にわたる芸術生涯を送った。さまざまなモダニズム風格を実験した後、1950年代にジェスチュラル・ペインティング(身振りによる抽象絵画)に定着した。1960年代から、円型を題材とした連作でとくに注目を集めた。
1954年、具体美術協会を結成し、その主宰者、メンバー、提唱者として、展示会や機関紙「具体」を通じ、世界のアートシーンへ進出し、多くのアーティスト、評論家やキュレーターとネットワークを作り、日本前衛芸術運動を推進した功績も多大。
引用元:https://www.shibunkaku.co.jp/art/list/yoshihara_jiro/…
[ 続きを表示 ] - 来歴
-
大阪市の油問屋(後の吉原製油、現在のJ-オイルミルズ)の御曹司として生まれる。北野中学校在学中に油絵をはじめる。関西学院高等商業学部卒業。渡仏後の1928年に初個展を開き公募展などにも絵画を出展した。
比較的早くからシュルレアリスムの影響を受け、1930年頃には魚や浜辺の風景などを題材に描いていた。敬愛する藤田嗣治に作品を見てもらう機会を得るが独自性のなさを指摘され、幾何学的な抽象絵画へと徐々に転換した。1938年には東郷青児主催の二科会の抽象画家らと「九室会」を結成するも、戦時に入ると前衛芸術は黙し、彼もまた写生などを続ける日々を送った。
戦後は吉原製油社長としての実業のかたわら絵画・デザインの発表を再開し、やがて不定形の形を激しい筆致で描いた抽象画(のちにフランスでのアンフォルメル運動との同時性が注目された)を描き始めた。その頃、最先端の流行でもあった海外オートクチュールメゾンのファッションショーの舞台装置をプロデュースするなど時代の波にも乗る。同時に、居住していた芦屋市で若い美術家らを集めて画塾などを行っていた。
1952年秋、「現代美術懇談会」を結成。そして1954年、「具体美術協会」を結成。結成時のメンバーは吉原を筆頭に、嶋本昭三、山崎つる子、正延正俊、吉原の息子の吉原通雄、上前智祐、吉田稔郎、東貞美ら15人。 吉原のもとに糾合した関西の若手の作家が主なメンバーであったため、同協会は戦後の美術運動としてはむしろ例外的に師弟関係を軸としていた。芦屋の公園での野外展示に続き、東京の小原会館などで大規模な具体展を開催し、アンフォルメルの主導者であったフランスの美術評論家ミシェル・タピエらの注目を集めた。1960年、タピエと共同でアドバルーンを利用した「インターナショナル・スカイ・フェスティバル」を開催した。
1962年、中之島にあった自分の所有する土蔵(現在の阪神高速中之島入口の南向かいの場所)を改造して具体美術協会の本拠となるギャラリー「グタイピナコテカ」を開き、会員たちの個展を開いた。また自身も黒地に大きく白い円を描くなど円形を題材にした多くの作品を描いた。具体美術協会は解散したが、その先駆性はいまでも高く評価されている。
実業でもデザインにこだわり、吉原製油の「ゴールデンサラダ油」のパッケージデザインにあたり、当時もっともモダンなグラフィックデザインを手掛けていた早川良雄に依頼するなど、画家らしくハイセンスであった。
1972年2月10日、クモ膜下出血が原因で死去。67歳没。同年3月31日、具体美術協会解散。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E5%8E%9F%E6%B2%BB%E8%89%AF…
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取引情報
日時 | 作品名 | 取引場所 | 落札額 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2020/06/19 | 無題 | SBIオークション(日本/東京) | 460,000円 | 縁沿いに波打ちと、経年変化と思われる変色があります。作品が浮かせ貼りされているため、裏面全体の確認ができていません。 |
2019/12/07 | CMYK - CONTE MORAL POUR HAUTE CULTURE (CMYK - MORAL TALE FOR HIGH CULTURE) | サザビーズ | 0円 | |
2019/04/26 | 作品 | SBIオークション(日本/東京) | 460,000円 | (1) 左下にシミがあります。 (2) 右下にシミがあります。左フチに焼けがあります。 (3) 右上に軽いシミがあります。 (4) 作品中央に青い点があります。 (5) 全体的に軽い汚れが見られます。 (6) 作品中央にシミがあります。左上の角にシミがあります。 (7) 左中央に焼けがあります。 (8) 良好です。 |
2019/02/02 | 無題 | SBIオークション(日本/東京) | 839,500円 | 全体に軽い手しわ、ごく軽い波うち、細かいほこりの付着、ごくごく軽いスレ汚れ、四辺の縁周辺に軽いやけがあります。裏面は左右上角にテープが付着しており、中央に軽い表面の剥がれが3箇所あります。 |
2019/11/01 | 円 | SBIオークション(日本/東京) | 103,500円 | 所々擦れ汚れがあります。 |
2019/11/01 | 無題(?-ED-004) | SBIオークション(日本/東京) | 57,500円 | 全体的に軽いヤケ、ところどころに小さなシミがあります。 |
2019/11/01 | 無題(1971-OR-001) | SBIオークション(日本/東京) | 86,250円 | 中央に点状の小さなシミと、白い線状の擦れがあります。マージン部分に焼けと汚れ、上部に軽い波打ちがあります。裏面は左右2か所にテープ跡とシミがあります。 |
- 日時
- 2020/06/19
- 作品名
- 無題
- 取引場所
- SBIオークション(日本/東京)
- 落札額
- 86,250円
- 備考
- 縁沿いに波打ちと、経年変化と思われる変色があります。作品が浮かせ貼りされているため、裏面全体の確認ができていません。
- 日時
- 2019/12/07
- 作品名
- CMYK - CONTE MORAL POUR HAUTE CULTURE (CMYK - MORAL TALE FOR HIGH CULTURE)
- 取引場所
- SBIオークション(日本/東京)
- 落札額
- 86,250円
- 備考
- 日時
- 2019/04/26
- 作品名
- 作品
- 取引場所
- SBIオークション(日本/東京)
- 落札額
- 86,250円
- 備考
- (1) 左下にシミがあります。 (2) 右下にシミがあります。左フチに焼けがあります。 (3) 右上に軽いシミがあります。 (4) 作品中央に青い点があります。 (5) 全体的に軽い汚れが見られます。 (6) 作品中央にシミがあります。左上の角にシミがあります。 (7) 左中央に焼けがあります。 (8) 良好です。
- 日時
- 2019/02/02
- 作品名
- 無題
- 取引場所
- SBIオークション(日本/東京)
- 落札額
- 86,250円
- 備考
- 全体に軽い手しわ、ごく軽い波うち、細かいほこりの付着、ごくごく軽いスレ汚れ、四辺の縁周辺に軽いやけがあります。裏面は左右上角にテープが付着しており、中央に軽い表面の剥がれが3箇所あります。
- 日時
- 2019/11/01
- 作品名
- 円
- 取引場所
- SBIオークション(日本/東京)
- 落札額
- 86,250円
- 備考
- 所々擦れ汚れがあります。
- 日時
- 2019/11/01
- 作品名
- 無題(?-ED-004)
- 取引場所
- SBIオークション(日本/東京)
- 落札額
- 86,250円
- 備考
- 全体的に軽いヤケ、ところどころに小さなシミがあります。
- 日時
- 2019/11/01
- 作品名
- 無題(1971-OR-001)
- 取引場所
- SBIオークション(日本/東京)
- 落札額
- 86,250円
- 備考
- 中央に点状の小さなシミと、白い線状の擦れがあります。マージン部分に焼けと汚れ、上部に軽い波打ちがあります。裏面は左右2か所にテープ跡とシミがあります。
取引グラフ
流通額(円換算)
流通数
平均単価(円換算)
落札率
作品数
落札額/見積HIGHの平均