関根美夫
作家情報
- 国籍
- 日本
- 生年月日
- 1922
- 享年
- 1989
- 性別
- 男
- 概要
-
1960年代初頭から四半世紀にわたり「算盤」「門」「貨車」「富士山」のモチーフを描き続けてきました。なかでも算盤は、関根にとって身近なオブジェクトであり、最も多く描き続けたモチーフでした。水平線、垂直線、斜線のみによるプライマリーな造形要素によって構造的に並ぶ算盤のイメージは、具象絵画であると同時に、算盤が算盤としてでなく記号として表れる抽象表現に高められており、イリュージョンと具象の境界に観るものを誘います。抽象化された算盤の珠の反復を伴って、その構造は、あらゆるものが記号化された高度経済成長期の空間を露呈させる力を備えています。
引用元:https://www.takaishiigallery.com/jp/archives/14976/…
[ 続きを表示 ] - 来歴
-
和歌山県に生まれる。自由美術研究会を介して吉原治良を知り、1954年具体美術協会の結成に参加。1955年第7回読売アンデパンダン展(東京)に出品。美術批評家ミシェル・タピエの発案による「新しい絵画世界展-アンフォルメルと具体」展なんば髙島屋(1958年、大阪、その後東京、京都、広島、長崎に巡回)に出品。同年、第5回具体美術展(東京)に出品。1959年に具体美術協会を退会、東京に転居する。「第15回読売アンデパンダン展」(1963年、東京)に算盤を描いた絵画を出品し、以後「算盤」「門」「貨車」「富士山」のシリーズを制作し、それらをモチーフとした絵画を追求した。以後の参加したグループ展として、「現代美術の動向 絵画と彫塑」京都国立近代美術館(1964年、京都)、「近代日本の美術」東京国立近代美術館(1975年、東京)、「1960年代 -現代美術の転換期」東京国立近代美術館(1981年、東京、その後京都国立近代美術館へ巡回)などが挙げられる。毎日新聞社賞(1952年)、 第2回長岡現代美術館賞(1965年)を受賞。
引用元:https://www.takaishiigallery.com/jp/archives/14976/…
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取引情報
日時 | 作品名 | 取引場所 | 落札額 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2020/03/04 | Translumina - Summer Reds | クリスティーズ | 517,750円 | |
2019/04/26 | 作品 | SBIオークション(日本/東京) | 299,000円 | [1] ところどころに変色やスレ跡・スレ汚れ、細かい汚れの付着があり、左上に1箇所に金箔が付着しています。 [2] 額の箔が所々剥がれています。 |
2019/02/02 | 無題 | SBIオークション(日本/東京) | 172,500円 | 作品の四辺縁はところどころにごくごくわずかな絵具の剥落、スレ跡があります。 |
- 日時
- 2020/03/04
- 作品名
- Translumina - Summer Reds
- 取引場所
- SBIオークション(日本/東京)
- 落札額
- 172,500円
- 備考
- 日時
- 2019/04/26
- 作品名
- 作品
- 取引場所
- SBIオークション(日本/東京)
- 落札額
- 172,500円
- 備考
- [1] ところどころに変色やスレ跡・スレ汚れ、細かい汚れの付着があり、左上に1箇所に金箔が付着しています。 [2] 額の箔が所々剥がれています。
- 日時
- 2019/02/02
- 作品名
- 無題
- 取引場所
- SBIオークション(日本/東京)
- 落札額
- 172,500円
- 備考
- 作品の四辺縁はところどころにごくごくわずかな絵具の剥落、スレ跡があります。
取引グラフ
流通額(円換算)
流通数
平均単価(円換算)
落札率
作品数
落札額/見積HIGHの平均