池田亮司は1966年岐阜県生まれ。フランスと日本を拠点に電子音楽作曲家・アーティストとして超音波、周波数、音そのものの本質と細部に焦点を当てた作品を発表。コンピュータとテクノロジーを最大限に駆使し、音、イメージ、数学的概念などを素材に、ライブとインスタレーションを行う。
2006年より「データ」をテーマに映像やオブジェ、サウンド、ニューメディアの作品からなるプログラム「datamatics」を展開し、不可視で多様な実体性を持つ「データ」を知覚する可能性を探求。90年代初頭よりアーティスト集団「ダムタイプ」の舞台音楽を担当するほか、2000年からはカーステン・ニコライとのコラボレーション・プロジェクト「cyclo.」としても活動している。
これまで参加した主な展覧会に「あいちトリエンナーレ2010」(愛知)、「堂島リバービエンナーレ2015」(大阪)。個展に「+ / - [the infinite between 0 and 1]」(東京都現代美術館、2009)、「supersymmetry」(山口情報芸術センター[YCAM]、2014)、「Ryoji Ikeda | continuum」(ポンピドゥ・センター、2018)など。
引用元:https://bijutsutecho.com/artists/8