池田龍雄

作家情報

国籍
日本   
生年月日
1928/08/15 
享年
 
性別
男 
概要
1928年に佐賀県伊万里市に生まれた池田龍雄は、特攻隊員として訓練中に敗戦を迎えます。占領期に故郷の師範学校に編入しますが、軍国主義者の烙印をおされ追放にあいました。戦中から戦後の大きな価値の転回に立ち会い、国家権力に振り回され続けたこの体験が、池田の原点を形作りました。
1948年、画家を目指して上京した池田は、岡本太郎や花田清輝らによる〈アヴァンギャルド芸術研究会〉に飛び込みます。以後、文学、演劇、映像とジャンル横断的に繰り広げられる戦後美術のなかで、多彩な芸術家や美術批評家と交わりながら、自らの制作活動を展開していきます。
個人として厳しく社会と向き合いながら、一個の生命として宇宙の成り立ちを想像する。90歳を目前に控えたいまもなお歩み続ける彼の画業は、時代と切り結び思考する苦闘の足跡であり、戦後から現在にいたる日本の美術や社会のありようを映し出しています。
引用元:https://www.neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=201802151518677542
 
来歴
1928年 佐賀県生まれ。1948年多摩造形芸術専門学校(現多摩美術大学)入学。
     まもなく岡本太郎、花田清輝、安部公房らのアヴァンギャルド芸術運動に参加。
     以来、文学や映画など、多くのジャンルと深く交わりながら、一貫して美術の前衛として今日まで活動し続ける。
1954年 養清堂画廊にて初個展。
     以後国内外での個展・グループ展多数。
近年の主な展覧会に、
1982年 「瀧口修造と戦後美術」富山県立近代美術館(富山)
1985年 「池田龍雄の世界展」池田20世紀美術館(静岡)
     「再構成・日本の前衛1945-65」オックスフォード近代美術館(イギリス)
1986年 「前衛美術の日本1910-1970」ポンピドーセンター(パリ)
1988年 「走図展」INAXギャラリー(東京)
1992年 「日本の現代美術1945-1985」東京都美術館(東京)
1995年 「戦後文化の軌跡1945-1995」目黒区美術館(東京)
1997年 「ねりまの美術 97 池田龍雄・中村宏」練馬区立美術館(東京)
1998年 「瀧口修造とその周辺」国立国際美術館(大阪)
2000年 「万歳七唱 岡本太郎の鬼子たち」川崎市岡本太郎美術館(神奈川)
2001年 第21回 オマージュ瀧口修造展 「漂着」佐谷画廊(東京)
2005年 「瀧口修造 夢の漂流物」世田谷美術館(東京)
2009年 「場の位相」ギャラリーM(愛知)
1987・88・91・93・96・97・99・01・04・06年 ギャルリー東京ユマニテ(東京)
1991・96・98・99・00・04年 ギャラリーとわーる(福岡)
2005・06年 ギャラリー58(東京) 他

<パブリックコレクション>
 東京国立近代美術館・東京都現代美術館・世田谷美術館・練馬区立美術館・山梨県立美術館・富山県立近代美術館・佐賀県立美術館・国立国際美術館・広島市現代美術館・熊本市現代美術館・栃木県立美術館・名古屋市美術館・福岡市美術館ほか多数
 著書に『視覚の外縁-池田龍雄文集拾遺-』(沖積舎)、『芸術アヴァンギャルドの背中』(沖積舎)、『絵画の距離』(創樹社)、『夢・幻・記』(現代企画室)、『蜻蛉の夢』(海鳥社)など。
引用元:http://shirakidani.jpn.cx/Pr-Ikeda.html
 
ウェブサイト
 

取引情報

日時 作品名 取引場所 落札額 備考
2018/10/27  作品  SBIオークション(日本/東京)  345,000円  良好です。所々に極軽い波打があります。作品は浮かせ貼りされています。 
日時
2018/10/27 
作品名
作品 
取引場所
SBIオークション(日本/東京) 
落札額
345,000円 
備考
良好です。所々に極軽い波打があります。作品は浮かせ貼りされています。 

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